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経済

2019年9月9日

衛生用品メーカーの中国ビンダ、域内統括拠点を着工

 
 中国広東省に本拠を置く衛生用品メーカーのビンダ(維達国際)は、向こう5年に5億リンギ(約127億円)を投じ、首都圏のセランゴール州に工場や倉庫、研究センターから成る東南アジアの統括拠点を整備する。おむつや女性用ケア製品、ティッシュなどを生産し、域内での売り込みを強化する狙いで、3日に着工式典を開催。ニュー・ストレーツ・タイムズが4日付で伝えた。
 
 クラン港に近いブキラジャに27万平方メートルの敷地を確保。ここに工場のほか、原料と完成品向けの倉庫、6階建てオフィスを建設する。また中国以外では同社初となる研究センターを設置する。2工期に分け、第1工期は2021年、第2工期は23年に終える予定。約1300人を雇用する。
 
 同社はインドやサウジアラビアなどを含むアジア25カ国で商品を販売。域内の衛生用品メーカーとしては最大規模で、「ビンダ」「ドライパース」「テーナ」などのブランドを取り扱う。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN

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