シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXニュースTOP鉄道・バス料金を来年引き上げ、上げ幅は最大7%の予想

2019年9月4日

鉄道・バス料金を来年引き上げ、上げ幅は最大7%の予想

 
 鉄道、バス料金が来年、引き上げられることが確実になった。運営費の多くを占める燃料価格が上昇したためで、料金は現在の枠組みで許容されている限度の7%、額にして10セントの引き上げになる可能性がある。
 
 料金を政府に勧告する公共輸送審議会(PTC)は9月3日の会見で、公共輸送機関の経費が増加していることを強調。輸送機関が財務的健全性を保てる料金にする必要があるとした。鉄道・バスを運営するSMRT、SBSトランジットは23日までに値上げ案をPTCに提出しなければならない。
 
 PTCによると、値上げを考慮する際の最大要素は燃料価格で、昨年は32.3%上昇した。ほかには、賃金動向、消費者物価指数、輸送能力の増強量。輸送能力は大幅強化されており、過去5年間でバス1,000台と鉄道車両200両が追加配備された。鉄道の遅延回数も減少した。
 
 マッキンゼーやデロイトの調査によれば、シンガポールの公共輸送機関の料金は世界でも最も低い部類に属する。PTCは値上げを考慮するほかの理由として、政府がこの先5年間で45億Sドルの鉄道設備改善を計画していること、世帯収入に占める公共輸送機関利用支出の割合がこの5年間、縮小していることを挙げた。

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