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2019年9月4日

高層住宅からのごみの投げ捨て、3年間で7,700件

 
 公営住宅HDBフラット、コンドミニアムなど高層住宅からのごみの投げ捨てが、2016~18年の3年間で7,700件余り報告された(1年当たり2,300~2,800件)。ほとんどの場合、シンガポール環境庁(NEA)、タウンカウンシル(HDB団地の管理に当たる自治組織)、地域社会グループからの注意で改善されているが、投げ捨てを繰り返す住民も一部で見られる。
 
 高層階からのごみ投棄に関する議員の質問に、エーミー・コー上級閣外相(環境・水資源担当)が答えた。最近、73歳の男性が、コンドミニアム「スポティスウッド18」の住宅から投棄されたワインボトルによる打撃で死亡した事件があり、豪州出身の男が容疑者として逮捕された。
 
 投棄問題に対処するためNEAは12年以降、監視カメラを設置しており、同年12月から19年12月までの期間に2,200件のごみ投げ捨てをとらえた。うち複数回投棄していた者は52人。
 
 高階層からのごみ投棄に対する罰則は、初犯が最高2,000Sドル(約15万2,400円)の罰金で、再犯が1万Sドル(約76万2,000円)の罰金か矯正目的の労働奉仕(CWO)、またはその両方。これまでに2,600件、CWOが命令された。
 
 労働奉仕に従事する者が着用するベストは、従来の蛍光性の黄色のものから、発光性のピンクと黄色のものに替えた。投棄という無分別な行為を抑止する狙いがある。

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