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経済

2019年4月17日

ジュロン湖隣接地で総合観光施設開発、関心表明を募集

 
 シンガポールで2つ目の中央商業地区(CBD)として整備される西部ジュロン湖地域において総合観光施設が開発されることになった。シンガポール政府観光局(STB)の観光産業会議でチー・ホンタット通産担当上級閣外相が16日、明らかにしたところによると、7ヘクタールの用地で、ホテル、アトラクション、飲食施設、小売店などで構成する観光開発を行うという。このための関心表明の募集を開始した。
 
 開発地はMRT中国庭園駅および建設予定の新サイエンスセンターに隣接している。完工は2026年の予定。バスなど輸送機関を充実させ、同地域内のスムーズな移動を実現する。
 
 STBのキース・タン最高責任者によると、総合観光施設は地域全体に融合したもの。コンセプトは関心表明書を提出した応募者のアイデアを基盤にするという。
 
 ジュロンは中心地から遠い工業地帯で、行くのに不便、というのが多くの国民が抱くイメージだが、政府は企業誘致、交通網整備でこうしたイメージを一新する。さらに、ジュロンで一泊したいと思わせる魅力を創造するという。

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