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経済

2019年4月17日

「客寄せ、島巡りのアイデア求む」、セントーサ島開発公社

 
 観光地としてのセントーサ島の開発・運営に当たるセントーサ開発公社(SDC)は4月16日、島への観光客の呼び込み、持続可能性の向上、よりスムーズな島内めぐりの方法などを募集すると発表した。斬新なアイデアで観光客を島に呼び込むのが狙い。審査を通過した事業者は試験運用期間中、土地、施設を無料または低料金で使用でき、そのほかの便宜も図ってもらえる。優れたアイデアであることが証明されれば、本格展開する。
 
 募集内容は、ユニークなアトラクション、店舗、島内を楽に巡るための解決法、業務のデジタル化、持続可能性のための方策で、シンガポール政府観光局(STB)は6月末までホームページで提案を受け付ける。国内企業が応募でき、試験実施は来年から。
 
 STBはほかの観光促進措置も発表した。ワイルドライフ・リザーブ・シンガポールはシンガポール動物園、ナイトサファリ、リバーサファリを改装する。
 
 マリーナ・スクエアには10月、おもちゃの銃「ナーフガン」を使った遊びが楽しめる娯楽センターが開業する。
 
 STBが運営するテク・カレッジは下半期に、ワークショップ、トーク、クラスを開き、観光業に従事する人材を育成する。

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