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政治・経済

2019年4月9日

シンガポール、マレーシア両国、8日付で港湾境界を元通りに

 
 マレーシアとシンガポール両国は8日付で、港湾境界に関する主張を撤回し、元の状態に戻した。シンガポール海事港湾庁(MPA)が発表した。
 
 マレーシアはピアイ岬沖のジョホールバル港の境界、シンガポールは西部トゥアス沖の港湾境界を元の位置に戻した。この結果、境界線が重なる事態に終止符が打たれた。既に、両国外務次官を議長とする合同委員会が設けられており、合意された事項の実行に責任を負う。この作業が完了して1カ月後から、境界線の線引きに関する協議を始める。
 
 両国は領海をめぐり昨年末、紛争状態に入った。まず10月25日、マレーシア当局がジョホールバル港の境界を広げる措置を一方的に決め官報に掲載。11月22日、船舶所有者、船長に通達した。これに対しMPAは30日付通達で、マレーシアの措置はシンガポールの主権を侵害しているとし、マレーシアの指令を無視するよう、船舶所有者、船長に要請。また12月6日には港湾境界を一方的に拡大した。
 
 シンガポールは、シンガポール領海内での拡大と主張しているが、マレーシアが主張する境界を越えており、両国が互いに主権を主張する海域が重なり合う事態になっていた。

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