2019年3月25日
空港運営のMAHBとブーステッド、スバンで航空団地開発
空港運営のマレーシア・エアポーツ・ホールディングス(MAHB)とシンガポール上場企業ブーステッド・プロジェクツはセランゴール州スバン・エアロテック・パークで航空宇宙団地を建設することで合意し、22日、合弁体を設ける契約を交わした。MAHBが30%、ブーステッドが70%出資する。
合弁会社はクアラルンプール国際空港だったスバン空港(正式名スルタン・アブドゥル・アジズ・シャー空港)に隣接した用地で団地を整備し、土地、設備を入居企業に賃貸する。ブーステッド子会社のBPエアロテック(スバン)が団地の設計、建設、運営に当たる。
政府は一度活気を失ったスバン空港の再活性化を目指しており、航空宇宙産業振興計画に含めている。
MAHBは、第2クアラルンプール国際空港総合コンプレックスの営業開始の遅れを理由に、コンプレックス運営権を持つセギ・アスタナから7,000万リンギ(約18億9,140万円)の損害賠償請求があり、仲裁手続きがとられることになったと発表した。