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経済

2019年3月25日

包装材のSLP、生物分解性のソフト包装材を生産へ

 
 包装材のSLPリソーシズは、市場規模が拡大している生物分解性プラスチックの生産を計画している。
 
 ケルビン・カウ代表によると、中国が廃プラの輸入を禁止したことから、微生物による分解が可能なプラスチック包装材を生産する必要に迫られている。同社は中国に包装材を輸出しているほか、コカコーラやペプシコーラなど有力多国籍企業も環境への負荷が軽いプラスチックを導入しているという。
 
 プラスチック包装材の需要は年3億トンで、生物分解性プラスチックの生産能力は250万トンとわずか。こうした需給不均衡のため生物分解性プラスチックの価格は高くなりやすい。
 
 生物分解性プラスチックの昨年の世界市場規模は約30億米ドル(約3,297億円)で、2023年まで年15.1%の拡大が予想されている。

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