2019年3月21日
シンガポールとの間に連絡橋の増設が必要、首相が持論
マハティール・モハマド首相は「インベスト・マレーシア」会議の質疑応答で、シンガポールとの間には3~4本の橋の増設が必要との持論を述べた。
マハティール氏はペナン島を引き合いに出し、シンガポールより少ない人口にもかかわらずすでに2本、本島との間に橋が架かっており、3本目としてトンネルが計画されていることを指摘。マレーシア・シンガポール間の交通量ははるかに多く、接続性を高める必要があると述べた。
現在、両国間には2本の橋が建設されている。シンガポールは橋の増設を望んでいないが、マハティール氏は、その理由が理解できないと述べた。
ジョホール州からシンガポールへの原水供給をめぐる価格面でのあつれきについて、マハティール氏は「その問題で戦争が起こるようなことはない。文明人として交渉する」と述べた。