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経済

2019年3月20日

外国人在留者の生活費指数、シンガポールを含む3都市が1位タイ

 
 エコノミストの調査部門、エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)は19日、半年に1回まとめている駐在員世帯など外国人在留者の生活費指数を発表した。
 
 シンガポールは5年連続で1位を維持したが、今回、パリと香港がシンガポールと同じ107指数で、初めて3都市が1位タイとなった。次いでチューリヒが4位、ジュネーブと大阪が5位タイ、ソウル、コペンハーゲン、ニューヨークが7位タイ、テルアビブとロサンゼルスが10位タイ。
 
 3都市が1位になったことについて、報告をまとめたスラブケバ氏は「生活費が高い都市での経費がほぼ同じになったのはグローバリゼーションの進展と、好み、ショッピングパターンが似ているため」とコメント。食料雑貨が比較的安く手に入る都市でも、公益料金や輸送機関の料金が高く、生活費を押し上げているという。また雇用が活発で、技能労働者を高賃金で呼び寄せる都市において生活費が上昇する傾向が強い。
 
 EIUは133都市で、乗用車、食品、衣類価格、住宅賃料、輸送機関料金など150品目余りの価格を調べた。女性が髪を切る料金は、インドのバンガロールが15米ドル(約1,672円)、ニューヨークが210米ドル(約23,413円)。

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