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日系企業・社会

2019年3月1日

アルミ最大手と住商の合弁、豪アルミナ事業に出資

 
 住友商事は2月28日、マレーシアのアルミニウム製錬・押出製品最大手プレスメタル・ホールディングスとの合弁会社を通じて、豪州のボーキサイト採掘・アルミナ精錬一貫事業「ワースレーアルミナ・ジョイントベンチャー」に参画すると発表した。同事業の権益10%を保有するジャパン・アルミナ・アソシエイツ・オーストラリア(JAA)の株式50%を伊藤忠商事グループから同日付で取得した。
 
 プレスメタルHDが80%、住友商事が20%を出資するプレスメタル・ビントゥルを通じて出資した。株式取得額は2億5687万豪ドル(約200億円)。
 
 同事業は西オーストラリア州パースの南東約150キロメートルに位置し、1984年に生産を開始した。アルミナ年産能力は460万トン。プレスメタル・ビントゥルの持ち分権益は年23万トンに相当する。
 
 JAAの株式残り50%は双日が保有。双日はほかに完全子会社を通じて4%を出資しており、同事業の権益比率は9%に上る。
 
 プレスメタル・ビントゥルのアルミ年産能力は64万トン。
 
(提供:亜州ビジネスASEAN
 

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