2019年3月1日
伊藤忠、医師向けSNSのドクイティに出資
伊藤忠商事は2月28日、東南アジアで医療従事者専用の交流サイト(SNS)事業を展開するシンガポールのドクイティ・ホールディングスと資本業務提携すると発表した。第三者割当増資を引き受け、600万米ドル(約6億7,140万円)を出資。サービス拡販や事業開発などの面で協力する。
伊藤忠商事は今回の提携に基づき、アジアで展開する製薬会社や医療機器メーカーに対して、ドクイティのサービスを紹介。日本の医療技術・医薬情報の海外発信を支援する。また、ドクイティのSNSプラットフォームの拡大を支援するため、伊藤忠商事が資本業務提携するOUEリッポーヘルスケア(本社:シンガポール)などアジアの病院グループを通じた会員獲得を推進する。
ドクイティは2017年設立。提供するSNSは総会員数が8万人を超え、最も普及が進んでいるインドネシアでは医師の50%以上が会員となっている。フィリピン、マレーシア、タイでもサービスを提供しており、国外の医師との意見交換もできる。
(提供:亜州ビジネスASEAN)
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