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社会

2018年9月28日

シンガポール、総人口は564万人、3万人の増加

人口統計が9月27日、発表された。6月末時点の人口は前年比0.5%、数にして3万人増の564万人だった。人口は外国人労働者を含むが、外国人家政婦は含めていない。

 

シンガポール市民は2%増の347万人。残りのうち、永住者(PR)が横ばいの52万人。外国人労働者、その扶養家族、留学生ら非居住者は164万人。外国人労働者は約1万人減少した。建設業、造船・海洋業で働くワークパミットの労働者の減少によるものだ。

 

2017暦年に誕生した市民は3万2,356人で、過去10年の平均(3万2,000人)をわずかに上回った。市民女性の合計特殊出生率は1.26人で、前年の1.2人を下回った。人口維持には2.1人の新生児が必要だ。

 

市民の婚姻数(婚姻の片方が市民の結婚を含む)は2.3%増の2万4,417組で、これも過去10年の平均(2万2,500組)を上回った。

 

市民権を付与された者は2万2,076人(外国で生まれた市民の子ども1,600人を含む)。政府は社会の高齢化に対処するため、毎年1万5,000~2万5,000人に市民権を付与する方針を採用している。

 

年齢65歳かそれ以上の者は人口の15.2%。20~64歳の就労可能年齢の者4.2人で高齢者1人を支えている計算だ。

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