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社会

2018年9月26日

シンガポール、シェア自転車の無法駐輪、来年から処罰の対象に

シェア自転車の利用方法について陸運庁(LTA)が9月25日、新規則を発表した。来年1月以降、適切に駐輪しなかった利用者は自転車運営会社から5Sドル(約400円)を罰金として徴収される。また1暦年に3回以上、不適切駐輪をした者は、その後の1年間、シェア自転車の利用を禁止される。

 

利用者が適切に駐輪したかを確認するための手段として、LTAは公共駐輪場にQRコードを設置する。

 

シェア自転車利用者は、利用を終えた時、当該駐輪場のQRコードを端末で読み取ることを求められる。読み取りを怠ると規則に抵触したとみなされる。

 

LTAは10月から、QRコードを利用した駐輪方法を広く住民に知ってもらうための啓発キャンペーンを行う。

 

一方で駐輪スペースも増やす。今年は7,000台分のスペースを整備し、駐輪スペースは全土で20万7,000台分になった。2020年末までには26万7,000台分まで増やす。

 

駐輪場はすべて、団地、外来診療所、コミュニティーセンター、学校、タウンセンターから歩いてすぐの場所に整備する。

 

乱雑な駐輪を抑制するため政府はシェア自転車の運営業者を免許制にし、運営台数も制限したが、駐輪管理が良好であればこうした規制を見直す。

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