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国際

2018年6月7日

インドで物流・工業施設を開発、シンガポール国営投資会社が拠出

政府系不動産開発・運営のアセンダス・シングブリッジは、インドの主要都市で倉庫など物流施設と工業施設を開発すると発表した。投資額は200億ルピー(360億円)で、国営投資会社のテマセク・ホールディングスも投資する。

 

建設場所は、第一の商業都市ムンバイ、プネー、チェンナイ、バンガロール、アーメダバードで、アセンダス・シングブリッジが昨年、インドの工業不動産会社ファーストスペース・リアルティーと設けた合弁のアセンダス・ファーストスペースが開発に当たる。

 

アセンダス・シングブリッジはインドで既に、操業可能な不動産、計125万平方フィート(11万6,000平方メートル)を所有している。ファーストスペースとの合弁を通じ、1,300万~1,500万平方フィートの床面積の開発を行う。

 

アセンダス・シングブリッジのヘ・ジホン最高投資責任者によれば、インドは中間所得層の増加で消費が増加しており、高品質の物流・工業施設の必要性が高まる見通しだという。インド政府は国産品の生産を奨励している。

 

アセンダス・シングブリッジは、バンガロールの国際テクパーク、チェンナイの国際テクパークとサイバーベールなど、計1,450万平方フィートの情報技術(IT)団地、物流施設を運営している。

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