2018年6月1日
マレーシア、不法外国人労働者の雇い直し計画、6月末で打ち切り
【クアラルンプール】ムヒディン・ヤシン内相は5月31日、不法労働の外国人を、改めて正規に雇用することを認める再雇用計画を、6月30日をもって打ち切ると発表した。以後は外国人の雇用はすべて、出入国管理局との折衝を通じて行うことになる。
再雇用計画が導入されたのは2016年2月で、製造、建設、プランテーション、農業、サービス業の労働者不足を補うのが目的だった。今年5月28日の時点で、74万4,942人の労働者と、8万3,919の雇用者が登録した。
6月30日以降、入管は不法就労の外国人や、そうした外国人を雇用している経営者の摘発を全国規模で実施し、一切妥協しないという。
再雇用計画の適用を受けられない外国人に、自発的に本国への帰国を求める3プラス1計画は8月30日まで継続する。
出典;ザ・サン、エッジ