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経済

2018年5月21日

シンガポール、区分所有権不動産の集団売却、昨年通年を突破

コンドミニアムなど集合住宅を中心に、区分所有権の不動産の持ち主の合意で資産を売却する集団売却が今年は既に27件、88億Sドル(約7,254億1,200万円)に達し、昨年通年の87億Sドル(約7,171億6,800万円、30件)を額で上回った。

 

直近の取引は旧住宅都市開発公社(HUDC)が開発した集合住宅のチャンセリー・コートで、ファー・イースト・オーガニゼーションが約4億Sドル(約329億7,330万円)で購入した。これを含め住宅取引は87億3,600万Sドル(約7,201億3,600万円)で、昨年通年の81億3,000万Sドル(約6,701億8,200万円)を超えた。残りの1件は工業資産の売買だった。

 

今年は5億Sドル(約412億1,660万円)超の取引が多かったのが特徴で、パシフィック・マンションは9億8,000万Sドル(約807億8,450万円)、チューリップ・ガーデンは約9億Sドル(約741億8,980万円)、パーク・ウエストは8億4,000万Sドル(約692億4,380万円)で取引された。

 

集団売却額の過去最高は2007年の114億Sドル(約9,397億3,800万円)。現在の勢いが続けば、今年はこれを上回る可能性がある。不動産サービスのコリアーズ・インターナショナルによると、不動産市況の回復、不動産開発業者の土地取得意欲を考えれば、勢いは来年まで続く見通しだ。

 

チャンセリー・コートの売却で、旧HUDC住宅は12件建設されたうち、そのまま残っているのは5件になったが、そのいずれも集団売却のための手続きを開始している。

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