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金融

2018年4月20日

マレーシア、証取株価指数が過去最高を更新、外国人買いが中心

【クアラルンプール】ブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)の代表的株価指数FMB・KLCIが4月19日、1,895.18と2014年7月に記録された過去最高(1,892.62)を更新した。

 

原油、アルミ価格の上昇が背景にあるが、ファンドマネジャーは、米中貿易摩擦や地政学上の危険はなくなっておらず、市場はいつでも下落の可能性があるとしている。

 

買われた銘柄は銀行、一次産品関連で、外国人による買いが目立った。アレカ・キャピタルのウォン最高経営責任者は「米ロ関係の緊張などリスクは依然存在しており、ちょっとした否定的なニュースでも株価は下がる」と語った。総選挙も波乱要因だ。

 

ブレント原油は1バレル74.33米ドルと3年来の高値を付けている。石油輸出国機構(OPEC)は減産を維持する方針で、原油価格はさらに上昇の可能性がある。

 

値上がりが顕著だった銘柄は、メイバンク、パブリック銀行、ホンリョン銀行、総合アルミ会社のプレス・メタルなど。

 

出典;ザ・スター、ニュー・ストレーツ・タイムズ

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