2018年4月16日
デジタル技術多用でマレーシアAmバンク、支店行員数を削減
【クアラルンプール】Amバンクはデジタル技術の多用で支店の行員数を削減する。またビッグデータ分析、人工知能などを活用し、顧客へのサービスを改革する。
スライマン・モハメド最高経営責任者およびイスワラーン・スピア最高執行責任者によると、窓口業務の多くは自動化されており、支店に配備する行員数を現在の1店当たり7ー8人から、2ー3人に減らす。同行の支店数は174店。
業務の一層のデジタル化では、客の信用リスクを消費パターンやオンライン上での活動から判断する手法を検討する。
客用ポータルサイトの「Amオンライン」も一新した。分析技術を活用し、個々の客の収入、ニーズに合った商品、サービスを提案する。
客との取引の90%は、Amオンライン、ATM(現金自動預払機)など電子的手段により行われている。
Amバンクは毎年1億8,000万リンギ(約49億7,600万円)の情報技術投資を行っている。
出典;ザ・サン