2009年9月21日
間違って使いやすい英単語・英会話表現「staff」
日本語ではひとりの人を指しても「スタッフ」と言いますが、英語の“staff”は、人や組織のために働く人を集合的に表す言葉で、通常は特定のオフィスやプロジェクトに所属する人の集団を指します。
ひとりの人のことは、“a member of the staff”、あるいは、“an employee”と言うのが一般的です。
ちなみに、“employee”は、人や組織のために働いて、その仕事の対価として給料をもらう人、つまり、「従業員」のことです。
staff/employee使い方の例
- I’m impressed by your staff. They all seem to do their jobs extremely well.
御社のスタッフには感心しました。皆さん本当に仕事を良くやっていらっしゃるようですね。 - This is Charles Brown, the newest member of our teaching staff.
こちらはチャールズ・ブラウン、私どもの講師陣の新しいメンバーです。 - As a member of the call center sales staff, I’m conducting cold calling to approach prospective customers in Asia.
コールセンターの営業スタッフの1人として、アジア地区の見込み客にアプローチするための電話営業を行っています。 - We’ve increased the size of our office staff recently. We hired three new employees last month.
最近オフィスのスタッフの数を増やしました。先月新たに3人雇ったんです。 - (会社が違う人同士での会話)
a: We met with one of your employees the other day.
b: Yes, that was Tim Perkins, our director of marketing.
a:「先日御社の方にお会いしましたよ。」
b:「ええ、ティム・パーキンスですね。マーケティングのディレクターです。」 - I’ve been an employee here for over thirty years. I’ve never worked anywhere else.
この会社の従業員になって30年以上です。よそで働いた事はありません。
提供=ベルリッツ シンガポール
この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.153(2009年09月21日発行)」に掲載されたものです。