2014年3月17日
あなたがいなければ何もできません。「WHAT WOULD I DO WITHOUT YOU?」
3月は異動の多い時期です。頼りになる上司や部下、同僚と離れ離れになってしまうのでちょっと不安……という方も多いかもしれません。送別会のときなど、こんな一言を冗談混じりで言ってみてはいかがでしょうか。
誰かを頼りにしていることや、自分にとってその人の助けが常に重要であることを、相手に伝えるときは、What would I do without you?と言います。何か物に頼っている場合は、What would I do without it?(それがなければ何もできません)と言います。
- A: I’ve made a number of revisions to your talk and have suggested some additional tables you could use.
B: What would I do without you? Thank you so much!
A: 君の講義原稿に若干の修正を加えて、あとは使えそうな表を追加でいくつか提案しておいたよ。
B: 僕は君なしでは何もできないな。本当にありがとう! - 2.A: I heard that your boss gave you another big raise.
B: (playfully) Well, he didn’t really have a choice, did he? After all, what would he do without me?
A: 君、またすごく給料が上がったんだってね。
B: (冗談交じりで)まあね、だって上司には他の選択肢が無かったじゃない。結局、彼は私に一切合財頼りきりなんだから。
ついでに覚えよう!
(First) DRAFT / REVISION
第1稿、草稿/改訂、改訂版
例文1.に出てきたrevisionと、draftもついでに覚えましょう。
名詞のdraftとは、書類や講演原稿などを、初期段階から最終稿まで進展させていく下書きの原稿、つまり、草稿のことです。revisionは、何かを修正する行為のことです。また、修正された新しい原稿、つまり、改訂版をさすこともあります。書類や講演原稿などを作成したり、改訂したりする段階について言う場合、初稿(第1稿)“first draft”、第2稿“second draft”、最終改訂版“final revision”という表現をよく用います。
- A large number of changes have been made since the first draft. It’s a very different document now.
初稿以来、相当数の変更がなされました。今ではすっかり別の文書になっています。 - Here’s the latest revision of the text for our product information brochure.
こちらが、私達の商品情報パンフレットの最新版原稿の文書です。
提供=ベルリッツ シンガポール
この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.253(2014年03月17日発行)」に掲載されたものです。