シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXライフTOP【要注意!】シンガポールに多い詐欺ベスト5

2023年3月28日

【要注意!】シンガポールに多い詐欺ベスト5


 
何かと世間を騒がせている詐欺事件ですが、これは日本に限ったことではありません。詐欺の犯人達は国境を越えて、身を隠しながら実行犯に指示を出していると報道にもあるように、世界中の国々で対策が必要となっていることなのでしょう。今回は、シンガポールでも増えている詐欺について解説します。
 

シンガポールでよく見られる詐欺ベスト5

Asiaxのニュースでは、シンガポールでは電話詐欺被害が増えていると言われています。電話詐欺は、日本で言う「オレオレ詐欺」のひとつで、シンガポールでは友人関係を利用してお金を要求する手口を使うそうです。2022年にはその被害件数が前年比で1万件もの増加を見せたことで警察も警戒を強めていますが、また、それ以外の詐欺も存在します。どんな詐欺があるのか、その対策も含めて見ていきましょう。
 

ロマンス詐欺

ロマンス詐欺は、一般的にマッチングアプリを利用して偽の身分を装い、被害者に興味を持っているふりをして詐欺を仕掛けるものです。愛の告白などを通じて、ターゲットの信用を得た後、金銭的な援助を求めてきます。Express VPNの調査によると、ネット恋愛に潜むロマンス詐欺には5つの危険なサインがあるそうです。このサインがあったら、距離をおくなどの対応が必要でしょう。
 
 1.写真が1枚しかない
 2.仮想通貨や金融の話ばかりする
 3.すぐにリンクを送ってくる
 4.助けを求められる
 5.マッチングアプリ外に誘導する
 

 

フィッシング詐欺

総務省のホームページによると、フィッシング詐欺は電子メールなどにリンクを添付し、偽のホームページに誘導してクレジットカードやアカウントの情報を盗み出す行為のことです。最近でもっともらしい文面などで、本物とそっくりの偽Webサイトに誘導するなど手口が巧妙になっています。
 

技術サポート詐欺

Cybersecurity.comの定義では、サポート詐欺とは、インターネット閲覧中に「ウイルスに感染した」「個人情報が漏洩した」というような警告を表示し、ユーザーの不安な気持ちを利用して、不正なソフトウェアをインストールさせたり、有償のサポート契約を結ばせたりする詐欺のことです。
 

投資詐欺

最近も話題になったばかりですが、「元本保証」「必ず儲かる」「あなただけに紹介」といったような文言で投資を勧誘する手口が金融庁の定義する投資詐欺です。取引の実態があいまいだったり、希少性や高収益性をにおわせたりするような勧誘は危険です。
 

Eコマース詐欺(電子商取引&配達詐欺)

マイクロソフトのまとめでは、Eコマース詐欺とは、盗まれたカード情報やアカウント情報を悪用し、オンラインで購入する場合に利用するものです。クレジットカード情報を盗む手口として一般的で、実際のカード所有者が気づくころにはカードの限度額まで購入が繰り返されてしまいます。
信用のおけるサイト以外でカード情報を入力しないことや、ID・パスワードの管理と定期的な変更を徹底することが対策となるでしょう。
 

シンガポールで気をつけるべき詐欺まとめ

詐欺と一言で言っても、その手法はさまざまです。電話詐欺などの代表的な事例から、フィッシング詐欺、ロマンス詐欺、Eコマース詐欺などは手口も巧妙になっています。また投資詐欺や技術サポート詐欺など将来の不安を煽るような詐欺も増えています。
さまざまな詐欺を回避するには、詐欺の手法を知り、自分の身を自分で守る対策を取っておくことなのではないでしょうか。

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