2021年10月4日
ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論
文章術に関する本は無数にあるが、この本は異色の一冊である。
執筆に悩む人に対してどうすれば書けるようになるかを説く本であるが、四人の著者もまた常に執筆に悩んでいるのだ。
四人の著者が対談でお互いの「書けない悩み」を語り合い、それでもどうにか書いているその方法を共有する。
この本は、「書けない悩み」を著者たちと読者が共有する本である。
それゆえ、この本ではとにかく書くことのハードルを下げる方法が模索される。
「メモのつもりで書く」、「制約を作ることで書く」、「断念して書く」など…
仕事、趣味、そして様々な理由で文章を書く人にぜひ読んでもらいたい。
workflowyなど執筆に役立つツールも多く紹介されている。
●紀伊国屋シンガポール ウェブストアでチェック（ISBNコード：9784065243275）
