シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXライフTOP「世界一安いミシュラン飯」はシンガポールにあった!

現役大学生の『シンガポール再発見』

2020年10月29日

「世界一安いミシュラン飯」はシンガポールにあった!

 シンガポール在住歴14年の大学生「Kalinさん」がお届けする、日本人が知らないシンガポールのあれこれ。今回はシンガポールにある「世界一安いミシュラン飯」を食レポ!
 

 

世界一安いミシュランはホーカーセンターにある

 「世界一安いミシュラン飯」と言われるシンガポールのお店「Hawker CHAN」は、チャイナタウンの『チャイナタウンコンプレックス(Chinatown Complex)』にあります。チャイナタウンコンプレックスは地下がマーケット、一階がショップ、二階がホーカーセンターの3フロア構造。ミシュラン店を目指して二階に上がりましょう。
 
 お店では店頭はもちろん、メニューや公式サイトでも「ミシュランを獲得したこと」が一目瞭然!表彰されている屋台はアピールを前面に出しています。
 
 今回Kalinさんがオーダーしたのは、ボリューム満点のチキンヌードル。お値段は3.3Sドル(約250円)と驚くほどリーズナブル!
 
 肝心のお味は・・・「チキンはすごくしっとりしていて、味は思ったほど濃くはない」。”Soy Sauce”と書かれていたので醤油ベースのヌードルのようですが、一口目のパンチはそんなに強くないそう。一方、麺は米粉で作られた「ゴムみたいな麺」。味は「すごくコシがあって、弾力もあるモチモチした麺」とのことで、こちらも高評価!ただ「ちょっとゴムを噛んでいるような感じ」もするそう。
 
 今回Kalinさんは混雑時を避けた15時台に来店したため、10分程度で買えたそうですが、混んでいるときは4~5時間並ぶことも!さすがミシュラン獲得店です。
 
 ちなみにミシュランを獲得したメニューはチキンライスですが、Kalinさんは今までチキンライスを食べたことがないため、評価の公平性を保つために「親しみのあるヌードルを選んだ」とのこと(笑)
 

Hawker CHANってどんな店?

 「Hawker CHAN」は現在、シンガポール内で4店舗を展開。名前の通り、こちらのお店は香港風で、醤油がベースとなったタレを使っています。そのため一般的にイメージされるチキンライス(海南鶏飯)とは少し違ったお味だそう。「Hawker CHAN」では、香港スタイルのチキンライスが楽しめるということですね。ヌードルも焼きそばの色に近く、甘じょっぱさがあります。Kalinさんいわく「ソースが一番おいしい!(味は濃い)」。
 
 ミシュランを獲得した店舗はチャイナタウンコンプレックスのホーカー内の屋台ですが、「Hawker CHAN」はもう一つ、チャイナタウンコンプレックスの向かい側に、エアコン付きのレストランのような店舗も構えています。ホーカーの屋台でガヤガヤ楽しむもよし、レストランで落ち着いた雰囲気を楽しむもよし。同じエリア内で、お好みの店舗を選べるのは便利ですね。
 
 ※ホーカーの営業時間は10時半~15時、定休日は日曜日。
 
 
 シンガポールは「世界一お金がかかる」「世界一高い国」など言われますが、不思議なことに「世界一安いミシュラン」が存在する国でもあるのです。シンガポールを訪れた際には、ぜひ一度「Hawker CHAN」の絶品料理を食べてみることをオススメします!
 

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXライフTOP「世界一安いミシュラン飯」はシンガポールにあった!