シンガポールでの紫外線対策

”UVインデックス”高値のシンガポール

　シンガポールの日差しはとても強いです。紫外線量を数値化したものに”UVインデックス”というものがあり、値の表す数字は1〜13まであります。1～2は弱い、3～5は中等度、6～7は強い、8～10は非常に強い、11以上は極端に強い、とされています。シンガポールは、1年を通して10～13のかなり高い値を推移しています。
 
　紫外線は、急性暴露によって日焼けや角膜炎を発症させるだけでなく、長期的にはシミやシワなどの光老化、皮膚がん、白内障も引き起こします。また、美肌を目指すならば紫外線対策が必須となります。
 

見落としがちな紫外線

　地上に届く紫外線の量はオゾン層や雲の状態によって変化し、大気の通過距離を決める太陽の高度角や、標高によっても変化します。1日の中では正午頃、また日本においては1年の中で夏至前後に紫外線量が最大となります。曇りの場合は快晴時の約6割、雨が降っている場合は約3割に減りますが、無くなることはありません。地面から反射された紫外線の存在も忘れてはいけません。草地やアスファルトの反射率は10%、砂浜で10-25%、シンガポールでは降りませんが新雪では80%にも達します。日傘や帽子で上からの日射しを遮ったとしても、反射した紫外線を浴びることになるので注意が必要です。
 

有効な日焼け対策

　　日焼け対策としては、紫外線が強い時間帯（10-13時頃）の外出を控える、日傘の使用、長袖の上着を着る、つばの広い帽子をかぶる、日焼け止めクリームなどが一般的です。是非、ご自身で予防を心がけましょう。