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2017年4月7日

チャイナタウン

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MRT東北線とダウンタウン線が通るチャイナタウン駅周辺は、ショッピングなど観光スポットとして旅行客からも人気のあるエリアのひとつ。近年では新しい商業用ビルや高層マンションの開発も進み、さらにはMRT新線の駅の工事も進められるなど、より多様な顔を持つエリアになってきている。今回はこのチャイナタウンの歴史や、現在の開発の様子について取り上げてみたい。

 

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MRTのチャイナタウン駅を降りると「牛車水」と書かれた看板が目の前に現れる。昔、このエリアでは牛を使って生活に必要な井戸水を運んでいたことが、その名前の由来なのだとか。

 

旧正月や中秋節といった中華圏でのお祝いの時期には、街中に巨大なバルーンが展示されるなど、地元の人達の間でも大いに盛り上がり、島中から華人が集まってくるという。世界各地にあるチャイナタウンだが、華人が人口の約7割を占めるシンガポールにおいて、その存在はより大きいといえる。

 

目抜き通りであるパゴタストリートなどには多くの店が立ち並び、さまざまなお土産を買うことができる。またシンガポール最古のヒンドゥー教寺院である「スリ・マリアマン寺院」のほか、19世紀に建てられたシンガポール最古の中国寺院である「シアン・ホッケン寺院」、2007年に建設された巨大な仏教寺院「新加坡佛牙寺龍牙院」なども人気のスポットだ。

 

2016年には、チャイナタウンに本店を持つ、香港ソヤソースチキンライス&ヌードルを展開するホーカーチャンがミシュランガイドで一つ星を獲得。この店ではチキンライスを約4Sドルという低価格で楽しむことができ、連日多くの観光客で賑わう。

 

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