2012年11月5日
座る時、椅子を1回叩いてから座るのはなぜ?
こちらでは椅子に座るときに、座面を手でトンと軽く1回叩いてから座る人を見かける。何かのおまじないか?シンガポール人の同僚に聞いてみた。すると「座面を叩くのは、椅子の温度を下げるため。特にバスは昔エアコンがなかったので、生温かい椅子に座ることがないように叩いてから座った」とのこと。叩くことで椅子の中に溜まった熱を出す効果があるらしい。
科学的な根拠は別として、確かに先に座っていた人のぬくもりが感じられる椅子は、それほど気持ちがいいものではない。私もさっそく実行したいと思う。
文=AsiaX編集部
この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.223(2012年11月05日発行)」に掲載されたものです。