シンガポールのビジネス情報サイト AsiaX熱帯綺羅TOP港町シンガポールを望むマウント・フェーバーへ

熱帯綺羅

2009年6月1日

港町シンガポールを望むマウント・フェーバーへ

シンガポールという名前の起源が、マレー語のシンガプーラ(シンガはライオン、プーラは町という意味)にあることはご存知だと思います。その昔インドネシアの王子様がこの島に流れ着いて、ライオンに似た動物を見たことからそのような名前が付けられたそうです。海を渡ってこの島に上陸した王子様の軌跡を辿って、シンガポールにアプローチしてみる、という体験はいかがでしょうか。

p1 (12)

昼下がりの港の風景はどことなく気だるく感じられる。夜景も素敵なので、夕方から夜までまったりしながらこの風景を堪能してみるのもいい。

 

近い将来カジノがオープンするセントーサ島から、ケーブル・カーで本島に渡ってみるのです。フェリーや車でも移動できますが、眺めを楽しむならなんと言ってもケーブル・カーでしょう。途中、クルーズ船が行き交い、ビボシティーからカラフルなモノレールが出てくる様子も見られます。反対方向に目を向けると世界一忙しい貿易港で、数え切れないほどのクレーンが稼動している様子も遠くに見え隠れしています。

ハーバーフロントも通り過ぎていよいよ本島に入り、終着駅はマウント・フェーバー。標高120メートル、山というほど高くはないのですが、ここからの眺望はなかなかです。

セントーサ島の向こう側には何隻もの大型タンカーが停泊していて、シンガポールが港町であることを改めて実感するでしょう。

シンガポールを表現する言葉には「ガーデン・シティー」「クリーン・アンド・グリーン」「東西の交差点」「東洋のモナコ」などありますが、港町であることは案外忘れられているのかもしれません。でもこうして船が出入りする風景を眺めていると、異邦人の気分になってくるから不思議です。

おすすめ・関連記事

シンガポールのビジネス情報サイト AsiaX熱帯綺羅TOP港町シンガポールを望むマウント・フェーバーへ