2009年9月21日
南国色の鳥たちと戯れるパラダイス
25周年を迎えた2006年に大改装が行われた際、新しく作られたのがAfrican Wetlands。ユネスコの世界遺産に指定されている南アフリカのセント・ルシア湿原を再現、人と鳥類の共生をコンセプトにしたスポットで、2007年のASEAN新観光アトラクション最優秀賞を受賞。ここには、ホオジロカンムリヅルや、くちばしの赤い色、黄色い目、体の黒と白のコントラストが鮮やかなクラハシコウなど、アフリカ大陸でしか見られない珍しい鳥達を間近に見ることができます。
他にも色とりどりのコンゴウインコの一群や、フラミンゴ、ペリカン、ダチョウ、エミュなど、園内を歩きまわるだけで世界中の様々な鳥達にめぐり会うことができます。
ジュロン・バード・パークの発案者であるゴー氏の願いは、人々が日ごろの都会での生活からちょっと離れて、自然と共にリラックスできるような憩いの場にすること。緑の木々に囲まれて、色鮮やかな鳥達を眺めながら過ごせるこの場所は、鳥達以上に人間達にとって楽園なのかもしれません。
Jurong Bird Park
2 Jurong Hill Singapore 628925
TEL:6265-0022
E-mail:info@birdpark.com.sg
開園時間:8:30~18:00 (最終入場17:30)
入園料:大人S$18、子供(3~12歳)S$9
*パノレールは別料金、大人S$5、子供S$2.50
文= 石橋雪江
写真=Eugene Chan
この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.153(2009年09月21日発行)」に掲載されたものです。