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熱帯綺羅

2011年12月5日

いつもと違う角度から街を眺めるシンガポール・シティ・ギャラリー

Screen Shot 2015-07-30 at 3.45.23 pm

 

Screen Shot 2015-07-30 at 3.45.32 pmなじみの街を、鳥が空を飛ぶぐらいの高さから眺めたらどう見えるんだろう?そんな子供のような夢想を疑似体験させてくれる空間が、実はあります。マクスウェル・フード・センターの隣にあるURAセンター(都市再開発庁(URA)のビル)にあるシンガポール・シティ・ギャラリーがそれ。2階のエントランスから入ると、パノラマ画面にぐるりと囲まれた空間に迎えられ、画面上には、シンガポールの様々なシーンが一日の時間の経過とともに映し出されます。なじみのあるホーカーセンターの喧騒の様子から、HDBが立ち並ぶ住宅地、ボートが港を出ていく光景、チャンギ国際空港から離陸・上昇するジェット機、深夜になっても賑わいを見せるシンガポール川沿い、子どもたちが駆け回る広い野原など、シンガポールには多種多様な人々が住んでいて、実に様々なシーンがあることを改めて感じます。

 

パノラマ画面での映像をひと通り見た後、順路に沿って進み、階段を上がっていくと3階部分に出ます。少し進むとバルコニーのようになっていて、2階にあるシティエリアの巨大な模型全体を上から眺めることができます。模型は400分の1スケール。東側のエリアは現時点では木で形だけを模した仮の模型がたくさん並んでいますが、ちょうどシェントンウェイ界隈から西側にあたる部分は、本物そっくりに作られて彩色も施されたビルの模型がぎっしりと並んでいます。普段地上にいると他の建物に遮られてよく見えていなかったり、少し離れた場所にある建物などとの位置関係が良く見えてきます。滅多に通らない道沿いにある建物が実は自分が良く知っているエリアから近いことに気付いたり、さらにはオーチャードとタンジョンパガー、あるいはリバーバレー地区とブギス界隈など、それぞれにはなじみがある、少し離れたエリア同士が地理的にどのような位置関係にあるのか、ビルの模型を見ながら確認して気付くこともたくさんあって、眺めていて飽きることがありません。

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