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熱帯綺羅

2012年8月6日

日中の断食後に夜店をめぐる楽しみ ラマダン・ナイト・バザール

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Screen Shot 2015-07-28 at 5.00.48 pmイスラム暦の9番目の月は、ムスリムにとってラマダンの月。ムスリムはイスラム教徒、ラマダンは断食という意味のアラビア語です。今年は7月21日からラマダン月に入りました。

 

ラマダン月の断食は成人のムスリムの義務。日の出から日没まで、食事はもちろん飲み物を取ることも慎むべきとされます。ただし、病人や高齢者、旅行者、妊婦などは免除されます。

 

シンガポールのムスリム・コミュニティを取りまとめている団体マジリス・プサ(Majlis Pusat)の事務局長サハルディン・カシム(Saharudin Kassim)氏によると、ラマダン月の間、ムスリムは毎朝4時頃に起床、朝食を取って、夜明けの礼拝を行います。その後、日中は通常通りの仕事をこなします。飲食物を取らないこと以外はすべて普段と同じ。「ムスリム以外の方も、ラマダン月だからと特に気を使う必要はありません。職場などでも、ムスリムにはいつも通りに接してください。ただし、この時期にムスリムの家に遊びに行って、お茶やお菓子が出てこなくても気を悪くしないでくださいね」とのこと。

 

一日の仕事を終えて日没のお祈りを済ませると、ようやく食事を取ることが許されます。空っぽの胃袋をいたわるためにデーツと呼ばれるドライフルーツをまず食べるのが一般的。「昔は、お祈りの後にモスクで粥をふるまっていました。それがナイト・バザールの始まりだったのかもしれませんね。私が子どもの頃には、シンガポールでも賑やかなナイト・バザールが毎年恒例となっていました」とカシム氏。今やラマダン月の名物となっている大規模なナイト・バザールが始まったのは、実はマレーシアやフィリピン、インドネシアなど東南アジアのムスリム社会からなのだそうです。

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