2009年1月9日
通勤手当について
Q. 転職してシンガポールで働き始めました。先日初めて給料をもらって通勤手当が無いことに気付きました。シンガポールでは出ないのが普通だと言われましたが本当でしょうか。
A. 質問中の通勤交通費をはじめ、当地にて現地採用として採用される際の一般的な待遇条件についてお伝えします。
まずは通勤交通費ですが、支給されていない企業も見受けられます。必ずあるとの認識であると今回のような誤解に繋がる項目であり、事前確認が必要です。その他の待遇条件について一部ですが簡単にご説明したいと思います。
有給休暇は年間10日前後からスタートする企業が多いようです。加えてSick Leave、通称MCと呼ばれる傷病休暇があります。それぞれ日数の確認が必要です。
医療保障は企業によって大きく異なります。医療保険に加入する企業、年間の上限を設定し実費を支給する企業に大きく分かれます。
そして賞与ですが、AWSと呼ばれる年間+1ヶ月分の給与を保障する制度が推奨されています。但し推奨であり、規定ではない為、全ての企業で支給されるということではありません。
その他の手当ても含め、全ての項目について最終的には雇用契約に基づく為、雇用契約を結ぶ前には必ず確認が必要です。
人材紹介会社を介する場合、聞きづらい点も紹介会社を通せば気軽に聞くことができるので安心です。
グッドジョブクリエーションズ・シンガポール
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この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.137(2009年01月01日発行)」に掲載されたものです。