2016年11月21日
ACCEA SINGAPORE PRIVATE LIMITED 採用はコミュニケーション能力重視、明るい性格のローカルスタッフ多数
ダイレクター 中植靖也さん 業種:メーカー
◆シンガポールで求めている人材像について教えてください。
営業職の場合、飛び込みで新規顧客を開拓したり、アポイントメントを取るため一日に数十件電話をかけたりといった地道なスタイルになります。まずはガッツがあることが大事です。
この仕事の場合、クライアントのアイデアを印刷物に落とし込むという意味で、まだ形になっていないものを売らなければなりません。顧客のニーズをしっかりと理解したうえで、さらに付加価値をつけた提案ができるコミュニケーション能力が重要です。面接での自己紹介の仕方や、終了後の世間話の内容などから、その人がクライアントといい関係を築いていけるかを測るよう心がけています。
営業や印刷業界での経験は必ずしも必要とはしていません。英語力もあれば望ましいですが、テストのスコアだけで実務での英語力を測ることはできないと思っています。幸いシンガポールは、英語の正確さについては比較的寛容なのではないかと思います。英語でのコミュニケーションは、実務を通じて学ぶこともできるでしょう。
◆社内の雰囲気などはいかがでしょうか。
現在はローカルスタッフが多く、皆明るい性格です。みんなで飲み会を開いたり、サッカーを観戦したりと仲がいいですね。日本人の社員も積極的に募集しています。営業として活躍してもらうとともに、ゆくゆくはローカルの営業スタッフの教育も手掛けてほしいと思っています。
◆人材紹介会社をどのように活用されていますか。
こちらの求めている条件に沿った人材を紹介してもらえています。長い付き合いになると、当社の社風に合った人を理解し、それに合った人を紹介してもらえるようになるのも利点だと思います。また、紹介していただいた人が試用期間中に退職してしまった場合に、すぐ次の人を紹介してくれるなどの保証があるところも大きいですね。
当社は今年、店舗を1つ増やし、人材を大幅に拡充しました。エージェント経由での採用でしたが、ほとんどの社員が定着しており、当社にフィットした良い人材を紹介してもらえたと思っています。特にDTPオペレーターの場合、技術の蓄積はとても大事なので、長く働いてくれる人に来てもらいたいと思っています。能力が高く意欲のある人材を紹介してもらえるのはありがたいですね。
◆社員の方は、仕事のどういったところに魅力を感じているのでしょうか。
印刷業はどの業界にもクライアントがいるので、業務を通じてさまざまな業界について知ることができます。また営業職の場合、シンガポールで働いていれば、日系企業の現地法人のトップなど、高いポジションの方に比較的簡単に会うことができます。そういった方を相手にビジネスができるのはいい刺激になり、学べることも多いのではないでしょうか。
DTPオペレーターの場合、実務を通じて制作物のクオリティが向上していくのが実感できます。また面談を通じて昇給も実施しており、仕事に対するモチベーションを高めていくことができるのではないかと思います。