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2016年3月2日

資格・スキルを活かす就職 [米国公認会計士編](USCPA)

国際的なビジネス資格として注目を集める米国公認会計士(U.S. Certified Public Accountant/ USCPA)。どのような試験・資格なのでしょうか。国際資格の専門校アビタスに聞きました。

取材協力:株式会社アビタス www.abitus.co.jp

会計と英語力のグロ―バルな資格

USCPAは米国の各州が認定する公認会計士資格であり、米国のほか、国際相互協定によりカナダ、メキシコ、オーストラリア、香港、アイルランドでも会計士業務を行うことができるグローバルな資格といえます(協定国は2014年6月現在。各国でそれぞれ研修を受講する必要あり)。
日本の公認会計士は試験合格後に監査法人への就職が一般的ですが、USCPA取得者は、コンサルティング会社や一般企業への就職も多いのが特長。社内でのキャリアアップや転職を考える人たちがUSCPAをめざしています。日本外で活躍するポジションとしては現地法人立上げ、日本企業の海外拠点の責任者、監査法人での日本人顧客担当などがあります。

州を選んで出願 日本での受験も可能

USCPA受験資格は米国の州によって異なります。学位が必須だったり、会計学の取得単位が必要だったりするので、自分に合う州を選んで出願できます。出願手数料(初回)もワシントン州155米ドル、モンタナ州245米ドル、グアム準州50米ドルと異なります。
試験は英語で行われ、課される科目は「Financial Accounting & Reporting(FAR)財務会計」、「Regulation(REG)諸法規」、「Auditing & Attestation (AUD)監査及び証明業務」、「Business Environment & Concepts (BEC)ビジネス環境及び諸概念」の4科目。各科目75%の得点が合格の目安とされています。
受験の際は出願した州にかかわらず、米国内約300ヵ所のテストセンターの中から選んで受験できます。出願する州によっては日本で受験することも可能。シンガポールでの受験はできません。

働きながら勉強、合格をめざす

USCPAの合格率は全米平均45%以上で超難関の試験というわけではありません。リスニングがなく、問題文に難しい文法などは使われていないことから英語力はTOEIC500点以上あれば、合格をめざすことができるといわれます。また、日本の公認会計士試験は働きながら勉強し、合格をめざすことは難しいと思われますが、USCPAは9割以上の方が働きながら合格しています(アビタス調べ)。
専門スクール通学や通信講座を受講して効率よく準備を進め、最短6ヵ月で最初の受験をし、約1年〜1年半で全科目合格をめざせます。
なお、USCPAは試験の改訂が行われ2017年4月から新試験になる予定です。

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