シンガポールのビジネス情報サイト AsiaX表紙の人TOP川合 大介さん

表紙の人

Vol.243

2013年10月7日

川合 大介さん

EC-Park Pte. Ltd. ジェネラル・マネージャー兼チーフ・ソムリエ。

asiax (35)新潟県出身。2013年ワールド・グルメ・サミットの「トップワインズ・ソムリエ・オブ・ザ・イヤー」をはじめ、2013年シンガポール・ソムリエ・チャレンジの「ファイナリスト」に選ばれるなど、数々の受賞歴を持つソムリエとして輝かしい活躍を見せる。

常に「今日は昨日よりも良い仕事を、明日は今日よりも良い仕事を目指す」という姿勢で真剣に取り組み、この仕事を続けてきた。
19歳のとき、帝国ホテル東京のレストランに勤務。3年間、一流ホテルの流儀とマナーを体得する。外国人客との接客の機会に恵まれたことから、海外に興味を持つようになり、22歳でワーキングホリデーでオーストラリアへ。帝国ホテルでの経験と若くして確立した接客業のプロ意識を買われ、シドニーでは高級日本食レストランでウエイター、ケアンズではローカルのシーフードレストランでスーパーバイザーとして採用される。
日本へ帰国後、ワーキングホリデー中の職歴も評価され、リニューアルオープン前のカジュアルフレンチレストランのマネージャーに抜擢されたが1年後に退職。本場のフレンチレストランをはじめ、世界のF&B業界をもっと知ろうと、2ヵ月間、ヨーロッパ13ヵ国を回る見聞の旅に出る。日本へ戻ってからは、帝国ホテル時代の先輩がソムリエ資格を取得したのを知り、自身も独学でソムリエを目指し、1回で合格を果たす。以降、シニアソムリエ、チーズプロフェッショナル、テーブルマナーマスター講師、1級レストランサービス技能士などを次々に取得。同じ仕事をするなら、ほかの人よりいい仕事をしたいという思いが背中を押し続けた。
2010年の来星以降、ワイン2000種、6000本を揃える国内最大のセラーを持つフレンチレストラン、レザミのシェフ・ソムリエとして、数々の賞を受ける。5月からは現職に変わり、来年オープンを控えるフレンチレストランの企画と準備に追われる。ソムリエとしてのチャレンジを続けるだけでなく、最上級のマナーとサービスを提供するレストランを当地に誕生させたい――その思いはシンガポール全体のF&B業界のサービスレベルを引き上げたいというビジョンにも繋がる。長い熟成期間を経た思いと努力が飲みごろを迎えるのもそう遠くなさそうだ。

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.243(2013年10月07日発行)」に掲載されたものです。

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