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表紙の人

Vol.269

2014年11月17日

松原 海美さん

NAMIKI PRECISION SINGAPORE PTE. LTD.(並木精密宝石) ・翻訳 兼 セールスエグゼクティブ。

asiax (9)新潟県妙高市出身。3歳でスキーを始め、11歳から地元のアルペンスキー競技チームに所属。高校時代には回転(スラローム)、大回転(ジャイアントスラローム)でインターハイにも出場するなど、毎日スキー漬けの生活を送った。

「スキーをしている時が一番幸せで感動する」。何度も見慣れたコースであっても、「滑っている時の感覚が気持ちいいし、景色にも感動する。同じコンディションで滑ることは2度とないところも面白い」。常夏のシンガポールでは日常的にスキー競技を続けることは難しいが、一時帰国の機会などに現在も趣味として続けているという。夢は「80歳でヨーロッパに出かけてスキーをする」こと。
現在の仕事の1つ、翻訳の仕事の基礎を作ったのは、米・ユタ州立大学への進学。11歳〜18歳まで、スキー競技でスロベニア人コーチの指導を受けていたことや、ニュージーランドや欧州へ遠征に出かける機会も多かったことから英語や海外への興味を抱き、米国の大学進学を目指したのだという。卒業後、米国でレストランなどを経営する企業に就職。新人教育などの担当者として3年間働いた。帰国してからは、スキーと両立できる仕事を探し求めるうち、翻訳の仕事に出合ったという。
シンガポール駐在として勤務していた前職を経て、現在の仕事で2度目の来星。仕事に打ち込む情熱も、やはり「感動」が原動力だ。最新の技術文書や重大な契約に関わる法律文書などを翻訳する時には、「事業の色々な側面に関わると感動する」。一方、セールスとして新製品開発の企画などのため研究者らと会い、最新の研究動向をリサーチする機会も多い。「シンガポール政府の研究機関には日本人の方も多く、すごいなと感動します」。翻訳とセールスという二束のわらじだが、どちらも新鮮な驚きがあって面白いと話す。
刺激的な毎日の中にありながら、趣味の1つに「瞑想」も挙げる。旅行で訪れたインドネシア・バリ島やシンガポール国内で、寺院などの瞑想の時間に参加。「忙しい毎日で、今この瞬間に立ち止って集中するために、と思って。私が大事にしている『感動』も、過去や未来にはできないですから」。

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.269(2014年11月17日発行)」に掲載されたものです。

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