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表紙の人

Vol.276

2015年3月16日

戸田 真裕美さん

WORLD SQUARE プロジェクトマネージャー/ORBIT ACADEMIC CENTRE アカデミックインストラクター。

asiax (2)埼玉県川口市育ち。国際基督教大学を卒業後、埼玉県の私立中・高で英語教諭に。教育の世界を志した理由は、「自分自身が先生に恵まれたからでしょうか」。今でも、小学校からすべての担任教諭の顔と名前を覚えているほどだという。

英語の指導に加えて、チアリーディング部を設立し大会に出場するなど、部活動の指導にも力を注いだ。担任生徒の卒業と共に退職し、渡英。University College London Institute of Educationにて2011年に修士号を取得した。
修士課程修了後は「学校の外の世界が知りたい」と、ロンドンにて一般企業に就職。ヨーロッパ各地の取引先に出向き、業務契約交渉をする仕事に就いた。ロンドンでの暮らしや新しい世界も魅力的だったが、「やはり教育業が天職」と教育業界への復帰を決意、シンガポールでワールドスクエアでの仕事に出合った。
アジアでの海外子女教育に25年以上の実績を持つ同社は、グローバル時代の教育に対応した、様々なサポートを行っている。ワールドスクエアでは、世界の名門大学への進学サポートや個人カウンセリングをはじめ、シンガポールでの教育に関するアドバイスも提供している。日本の私立学校とは、日本での新しい教育を創り上げるプロジェクトを行っており、カリキュラムや進路指導に関するコンサルティングなどをしている。系列の学習塾オービットアカデミックセンターでは、集団指導だけでなく、生徒を多角的にとらえ、それぞれに合った進路を深く考えて指導を行っている。これまでの成育環境や将来のビジョンもさまざまな子供たちと接する。「海外では一人ひとりの学習歴が違っていて、共通の指導内容では対応できない。『将来の志の実現』に向けて基盤となるような教育をご提供するために、私も日々勉強しています」。
プロジェクト業務に加えて教壇にも立つ多忙な毎日だが、オフの日には中国語講座に通うのを楽しみにしている。言語習得だけでなく、生徒として体験した教授法を日頃の授業に取り入れる工夫も。「人が育つのを見ることや、そのお手伝いができることがうれしい。新しい知識や経験を得ることで自分の専門性を磨くことができます。教育とは未来を創造する社会貢献であり、大変やりがいのある環境で仕事ができることに心から感謝をしています」。

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.276(2015年03月16日発行)」に掲載されたものです。

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