シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXビジネスTOP第24回 競合他社を引き離す独自のターゲット作成 方法について

Facebookビジネス活用

2019年7月25日

第24回 競合他社を引き離す独自のターゲット作成 方法について

今回は競合他社と差別化ができるターゲットの作成方法についてお伝えします。
 
 Facebookをマーケティングツールとして活用する上で大切な事は、地域や年齢、キーワードによる趣向などを絞り込んで広告を見せていく事です。でも競合他社が同じ様なターゲットを作成していたらどうしたらいいか?どう差別化すれば効率良く売上に繋がる広告を出稿できるのでしょうか?そこで注目したいのが、自社専用のオーディエンス作成において鍵となるツール、「カスタムオーディエンス」です。みなさんに馴染みの深い、地域や年齢、キーワードなどでターゲットを作成する「保存済みのオーディエンス」とは異なるこのツールを使って、ターゲットをどう絞り込んでいくかを説明します。
 
1) まず始めに「広告マネージャ」にアクセスし、左上Fロゴ横の三本線をクリック
 
⇒オーディエンス
⇒オーディエンス作成
⇒カスタムオーディエンス
の順でクリックして下さい。
 
2) 次に、自社Facebookページ(インスタグラムを接続している場合はそちらも)への訪問者などをターゲット化します。また、過去365日間にFacebookページを訪問した方やいいねなどのアクションを取った方も同様に「ターゲット保存」。興味があったからこそそのページを訪れアクションを取ったので、是非その方々をターゲットとして保存しましょう。
 
3) また、動画やイベントを作成した事がある場合は、それを「ターゲット保存」しましょう。
 
4) ホームページにFacebook Pixelを実装している場合も、ホームページ全体+主要なタブへのアクセス者を「ターゲット保存」しましょう。こちらは最長過去180日間のアクセス者を保存する事が可能です。
 
5) 最後に、カスタマーファイルをアップロードします。実際の店舗で既存顧客のメールアドレス、携帯番号等を所持している場合には「カスタマーファイル」としてFacebookにアップロードしましょう。アップロードが完了すると、アップされたデータとFacebookのデータベースが自動照合されその中からFacebookを使っている方を絞り込んで、「ターゲット保存」できます。その都度追加できますので増えるたびに追加していきましょう。
 
 これにより、競合他社と差別化を図ることが可能になり、御社独自のターゲットデータとして選別された方々への告知などができるようになります。この様な自社用データを活用する為に日頃から店舗でお客様情報を入手する施策を行い、ホームページへのアクセス数を増やすための投稿を行う事が重要です。また、SNS広告を戦略的に行う事で自社専用のターゲットをどんどん充実させる事ができます。キメの細かいターゲット作成+告知で競合他社とは一味違った広告出稿をしていきましょう。
 
不明な点、運用委託等のご要望はお気軽にksuga0922@commfactory.mygbiz.comまでご連絡頂ければ幸いです。

web325_IMG_6803著者プロフィール   

 

菅 和義

Communications Factory Pte Ltd
(Founder & Social Media Guru)

Facebookマーケティングのお悩みを解消するオンラインサロン「増売・深親塾」を始めました。
興味のある方は是非ご参加下さい ▶https://commfactoryfb.amebaownd.com/

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