シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXビジネスTOP第5回 チャートソフトを使ってみよう

やってみよう!シンガポールで資産運用

2017年7月26日

第5回 チャートソフトを使ってみよう

会社の給料もなかなか上がらないし、老後にちゃんと年金がもらえるのか心配……お金に関する不安は多くの人が抱えているはず。このコーナーではM&R Partnersの三方麻琴氏が、初心者の人にも分かりやすいよう資産運用のポイントを解説、 実際に利益を出すまでの手順についてレクチャーします。

米国株の売買に必要な設定は?

編集S:無事ソフトをインストールすることができました。かなり機能が豊富なようですが、どのように使えばいいでしょうか。米国株に投資するにあたって必要な設定はありますか。

 

三方:「Charts」というメニューで、個別銘柄のティッカーシンボルを入れることで、ローソク足のチャートを見ることができます。
まずは基本となる移動平均線の設定をしましょう。移動平均線は、短期トレンドを見るために20日と40日、そして長期トレンドを見るために50日、150日、200日で設定することを推奨しています。「Studies」で「SimpleMovingAvg(単純移動平均線)」を選び、それぞれの日数で設定してください。

 

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web324_Chart3

 

編集S:このほか、より快適に使うためのコツはありますか。

 

三方:移動平均線は日数毎に色分けすると見分けやすいのでおススメです。また、一度移動平均線などの設定をしたら、「Save as set…」または、「Save Studies Set」でその設定を保存しておくことができますので、次回以降設定は不要となります。

 

編集S:高性能なチャートソフトがあれば、テクニカル分析もしやすくなりますね。使い方にも慣れておきたいところです。次回はいよいよこれまでの集大成ですね! 口座の開設方法も分かったので、次回からは実際の口座でトレードしてみたいと思います。いよいよ本番ですね!

 

今回のまとめ

◆チャートソフトは「TD ameritrade (thinkorswim)」がおすすめ
無料で使えて機能も充実しています。Windows版、Mac版のいずれかから選ぶことができます。

 

◆自由にカスタマイズ、設定を保存できる
TD ameritrade (thinkorswim)で一度移動平均線などを設定した後、保存することも可能。次回以降の設定が不要なので便利です。

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この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.324(2017年8月1日発行)」に掲載されたものです。

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