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来星記念インタビュー

2015年12月7日

「サッカーは国や人々をつなげるコンテンツ」 -国境を超えて愛されるマンガを通じた国際交流-

漫画家 高橋 陽一氏

―仕事に行き詰まった時のリフレッシュ方法を教えて下さい。

僕は基本的にずっと机に向かって書いているので、ちょっと煮詰まった時は外に出て散歩したり、車の運転も好きなので気分転換にドライブをしたりします。また、休日には週1回くらいのペースでフットサルをやっています。昔は草野球をやっていましたけど、今はフットサルのほうが多いですね。フットサルを通じて仕事のための体力づくりをしているという感じでしょうか。

 

―今年で漫画家として35年目を迎えられましたが、長いキャリアの支えになっているものは何でしょうか?

僕は基本的に絵を描くことやマンガを作ることが大好きなので、それが未だ嫌いになっていないということだと思います。連載を持っているとやっぱり〆切があるので、しんどいと思う時もあるのですが(笑)、絵を描くことがまだまだ好きなんですね。そして、これからもずっと漫画家としてやっていきたいと思っています。

 

―最後に、読者へのメッセージをお願いします

より真剣に仕事に取り組めば取り組むほど、その仕事って大変なものになってくると思います。けれども、大変なことを成し遂げた時こそ喜びも大きくなるので、前向きに、心を込めて、真剣に取り組んでほしいですね。翼は夢を持って頑張る子なので、皆さんも翼のように好きなものや打ち込めるものに向かって頑張って頂きたいと思います。

293-SPinterview

日本人会サッカー大会にてファンとのふれあい

293-SPinterview-profile高橋 陽一(たかはし よういち)
1960年生まれ。漫画家。東京都葛飾区出身。1980年に『週刊少年ジャンプ』において読み切り作品「キャプテン翼」でデビュー。翌年、同作で連載開始。83年には同タイトルがテレビアニメ化され、日本のみならず世界中のサッカー少年たちに多大な影響を与える。現在は『グランドジャンプ』にて「キャプテン翼 ライジングサン」を連載中。

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.293(2015年12月07日発行)」に掲載されたものです。(取材:長島 清香)

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