Covid-19の新規感染者は約2倍の4,718人

　シンガポールにおける1日の新規Covid-19感染者数は、4月19日（火）に4,718人に上り、前日の2,480人からほぼ倍増している。
 
　火曜日の患者数は、他の週と比較して高くなる傾向がある。これは、週末以降、より多くの人がさまざまな社会的環境に出ることで感染者が急増することを反映している。
 
　この数字は、シンガポール保健省（MOH）が新たにCovid-19感染者を4,552人記録した4月12日（火）の数字より若干高くなっている。入院者数は278人で、月曜日の261人を上回った。
 
　本日1名の死亡があったと、MOHはウェブサイトの更新で発表した。
 
　Covid-19の前週比感染率は、3月2日以降1を下回り、火曜日には0.87となった。
 
　前週比とは、過去1週間の地域感染者数の前週比を指す。この比率が1以上であれば、1週間の新規Covid-19感染者数が増加していることを示している。
 
　集中治療室には9人の患者がいて、40人が酸素吸入を必要としている。
 
　このうち、4,085人は抗原迅速検査（ART）により発見された。つまり、症状が軽く、リスクが低いと医師に評価された人たちである。また、459人がポリメラーゼ連鎖反応（PCR）検査で検出された。
 
　新たな入国感染者は174件で、そのうち20件はPCR検査で、154件はART検査で検出された。
 
　シンガポールでは、合計116万7,498人のCovid-19感染者が記録され、1,317人が死亡している。
 
　シンガポールでは、対象者の約96％が完全なワクチン接種を完了し、全人口の73％がブースター注射を受けている。