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社会

2022年4月21日

イスタナ、Covid-19発生以降初の一般公開へ

 イスタナ本館が5月7日(土)、Covid-19の大流行開始以降初めて一般公開されることになった。
 
 この一般公開は、5月1日(日)のレイバー・デーと5月3日(火)のハリ・ラヤ・プアサの両方にちなんで開催される。
 
 大統領府は4月21日(木)、イスタナへの訪問者はすべて、1人5枚までのチケットを事前に申し込む必要があると発表した。
 
 9時、11時、13時、15時から2時間の時間帯を選んで応募できる。定員を超えた場合は、電子投票システムで割り当てを行うという。4月25日(月)午前10時から火曜日午前10時まで、こちらから申し込みできる。
 
 イスタナの敷地内への入場は無料である。4歳以上のシンガポール人および永住権保持者は2Sドル(約188円)で本館の入場券を時間帯に応じて購入することができる。4歳以下の子どもは入場無料である。最後に一般公開されたのは2020年1月26日。
 
 訪問者は、特定のファンクションルームを訪問し、国家イベントのための部屋のセットアップだけでなく、国家ギフトのコレクションを見ることができるという。
 
 オープンハウスでは、パフォーマンスやツアー、フードトラックはないが、グッズブースでイスタナの限定記念品やプレジデントチャレンジの記念品を販売する。
 
 集まった料金や収益金は、プレジデントチャレンジが支援するチャリティーに寄付される。
 
 来場者は、屋内では常にマスクを着用することが義務づけられる。また、安全管理大使が、来場者に安全管理措置を遵守してもらうよう支援するという。
 
 旧正月を記念して2月に行われた前回の一般公開では、約3,000人の来場者があった。
 
 昨年11月4日のディーパヴァリ・オープンハウスでは約2,000人がイスタナの敷地を訪れた。
 

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