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経済

2020年8月19日

竹製品カンガーがゴム手事業参入、ドバイ企業と合弁

 竹製品メーカーの中国系カンガー・インターナショナル(康爾国際)は、ゴム手袋事業に参入する。7,700万リンギ(約19億4,000万円)を投じ、首都圏のセランゴール州に工場を建設。アラブ首長国連邦(UAE)ドバイの企業と組み、主に中東向けに輸出する。
 
 イジョク地区の2万㎡の敷地に工場を建設。生産ラインを8本設け、医療用ニトリル手袋などを製造する。
 
 事業はドバイに本拠を置くコンステレーション・ホールディングス(CHL)と共同で実施。子会社カンガー・グローブの株式49%をCHLに4万9,000リンギ(約120万円)で売却することで合意した。CHLはUAEの保健・予防省から個人用保護具の調達を請け負っており、また中東での保護具販売も行っていることから、カンガーが生産するゴム手袋の多くは中東へ輸出する。
 
 なおカンガー・インターナショナルは中国で都市開発とホテル事業も手掛けており、江西省カン州市の都市開発に向け、向こう45日以内に土地取得が完了するとしている。

(提供:亜州ビジネスASEAN

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