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政治

2020年6月17日

小売店向け営業指針発表、レストランには予約が殺到

 シンガポール政府観光局、住宅庁(HDB)、都市開発庁など4政府機関は16日、19日に店舗営業の再開を認める小売業者、ライフスタイル関連サービス提供業者が店舗で守るべき規則、指針を発表した。
 
 共通部分の定期的清掃、入店者を記録する「セーフエントリー」システムの導入などで、床面積が930平方メートル超のショッピングモール、大型小売店は客数を10平方メートル当たり1人以下に制限しなければならない。モール内店舗やHDB団地内店舗には、客同士の距離を1メートル以上保つことを求める。
 
 独自の措置を講じている店もあり、キャピタランド・シンガポールが運営するショッピングモールでは細菌を殺すための紫外線ロボットを配備する。なお、セントーサのキッザニアは店舗閉鎖を決めた。
 
 飲食施設の営業再開許可のニュースが報道されるや、再開を待ちかねた客から、店や予約プラットフォームに予約申し込みが殺到し、席数が通常より少ないこともあり、予約受付から2時間で今週末の席が埋まった店も出た。

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