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経済

2019年9月18日

フレキシブル・ワークスペース、プライムオフィスの5%に

 
 コワーキングスペース、シェアオフィス、レンタルオフィスなど、多様な労働スタイルに柔軟に対応するフレキシブル・ワークスペースが拡大しており、延べ床面積は370万平方フィートと2015年の3倍になった。
 
 シンガポール中央商業地区(CBD)の最高等級のオフィスに占める割合は5%で、タイプ別で6位にランクされた。タイプ別で専有面積1位は金融サービス。以下5位までが、専門職、技術・メディア・通信、資源・エネルギー・一次産品、消費財。
 
 フレキシブル・ワークスペースの所在地では、CBDが83%を占めた。中心部の周辺が12%で、郊外は5%。CBD内では、ラッフルズ・プレース、新都心が最も多く、次いでシェントン・ウエー、タンジョン・パガー、シティー・ホールだった。
 
 業者別市場占有率はウィーワークが1位で、運営面積は85万平方フィート(全体の22%)。2位がIWGで64万平方フィート(同16.6%)、3位がジャストグループで約50万平方フィート(同12.8%)。以下は面積が20万平方フィート以下だ。
 
 不動産仲介のコリアーズによると、大手が床面積を拡大する一方で、1カ所しか運営してない零細業者は大手に買収されるか、市場から締め出されている。

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