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経済

2018年12月3日

シンガポール、高級一戸建て住宅、複数の高額取引が成立

高級一戸建て住宅(バンガロー)で高額取引が最近、複数あった。抵当権行使で売り出されたクラニー・ロードのバンガローを、不動産業者ファー・イースト・オーガニゼーションのフィリップ・ン最高経営責任者(CEO)の家族が3,080万Sドル(約25億7,180万円)で購入した。元の持ち主はマイダス・ホールディングスのチェン・ウェイピン元会長。

 

敷地面積は1万6,200平方フィート(約1,500平方メートル)で、1平方フィート当たり1,901Sドルの取引だ。チェン元会長は2011年、3,300万Sドルでこの住宅を購入していた。ン家は隣接するバンガローを昨年、3,450万Sドルで購入している。

 

ほかの高額取引では、ビショップゲートのバンガローが2,600万Sドル(1平方フィート当たり1,571Sドル)で、カッシア・ドライブの住宅が1,839万Sドル、ウイー・ティオン・ハム・パークの住宅が2,200万Sドルで取引された。

 

セントーサ島の高級住宅地、セントーサ・コーブでは宝石商のレジナ・ウォン氏が、海に面したバンガローを2,399万Sドルで売却する。買い手は中国出身の永住者のもようだ。

 

セントーサ・コーブにはバンガローが370軒あるが、前方に障害物がなく、南方諸島が見渡せる立地の物件は28軒のみ。1平方フィート当たり価格は2,515Sドル(約20万8,000円)。

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