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2019年3月27日

『宝島』真藤 順丈 (著)

 1945年8月15日―日本は戦争に敗れ、「終戦」を迎えた。しかしその後20年もの間、アメリカの統治下にあった沖縄。本書は、1952年から沖縄が本土に返還される1972年までの物語である。フィクションながら沖縄住民の視点で生々しく描かれ、当時の人々の感情が痛いほど伝わってくる本書を、戦争を知らない世代に薦めたい。遠い昔の話になりつつある戦争が、実はもっと身近にあったということを知って欲しい。
 平成が終わろうとしている現在も、米軍基地移設問題などで揺れ続ける沖縄。いったい、いつ沖縄の戦いは終わりを迎えるのだろうか。

(シンガポール紀伊國屋書店 宇都宮)

講談社 ISBN : 9784065118634

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.344(2019年04月1日発行)」に掲載されたものです。

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