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『植田正治 小さい伝記』阪急コミュニケーションズ

『植田正治 小さい伝記』阪急コミュニケーションズ

ここ数年、植田正治が密かに?話題になっている。植田正治は植田調(Ueda-chou)と呼ばれる独特の作風で世界的にも評価が高い写真家だ。また生涯「アマチュア」を通した写真家としても有名だが、何が「アマチュア」、何が「プロフェッショナル」というのは難しいが、生涯を通し写真が好きで楽しみながら撮っていたその想いは、そういった次元を超えて見る者に伝わってくる。


今回ご紹介する本は、植田正治が雑誌「カメラ毎日」に1974~1985年の12年間に13回発表した小さい伝記という作品群を纏めたものだ。冒頭で「写っている人たちにとっては、今日に生きた証として、片隅の小さな伝記になるのではなかろうか……」と述べているが、それはそのまま植田正治の小さな伝記にもなっているのだろう。本書を通し是非植田正治の世界を感じて頂きたい。

阪急コミュニケーションズ

協力=シンガポール紀伊國屋書店

文=シンガポール紀伊國屋書店 里見

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.118(2008年03月17日発行)」に掲載されたものです。
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