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紀伊国屋「おすすめの1冊」

2008年3月3日

『不機嫌な職場』高橋克徳・他

photo-18この本によると、現在、6割以上の人が、仕事や職業生活に関するストレスを抱えているという。そんな日本の職場で、いま何が起こっているのか。

挨拶がない。非正社員を「外の人」とみなす。他人のことに関心がない。自分を正当化しようとする。イライラした空気が職場に蔓延し会話がない。閉じた関係である。

こうした閉じた状況の中で、自分の仕事のみを黙々と淡々とこなしていく。困ったとき誰も声をかけてくれない。誰も相談できる人がいない。誰も自分のことはわかってくれない。

その理由を、「忙しさ」のせいにしてはいないだろうか。昔は良かった?本当にそうだろうか。こんな空気を換えるため、不機嫌な職場をイキイキとさせるためには。

この本には、そのヒントが書かれています。

 

講談社現代新書

この記事は、シンガポールの日本語フリーペーパー「AsiaX Vol.117(2008年03月03日発行)」に掲載されたものです。
文=シンガポール紀伊國屋書店 氏家

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