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社会

2026年10月15日

シンガポール行き航空機内でカード窃盗、中国人の男2人を逮捕

 シンガポール警察(SPF)は10月13日、ベトナム・ホーチミン市発シンガポール行きの航空機内で、乗客の手荷物から銀行カードを盗んだ疑いで、中国籍の男2人を逮捕したと発表した。2人は54歳と59歳で、14日に航空機内での窃盗罪で起訴された。
 
 警察によると、空港警察部門の警察官が12日午前9時45分ごろ、チャンギ空港第4ターミナルで機内窃盗を対象とした取り締まりを実施。その際、2人が本人名義ではない銀行カード計3枚を所持しているのを発見し、逮捕した。
 
 捜査の結果、2人はホーチミン市からシンガポールに向かうベトジェット航空の同じ便に搭乗しており、それぞれ別の乗客の手荷物からカードを盗んだ疑いがあることが判明した。
 
 被害者2人はいずれも、座席上部の収納棚にバッグを保管していた。男らは乗客が気付かないうちにバッグを開け、カードを抜き取ったとみられる。被害者は航空機を降りる際も、カードがなくなっていることに気付いていなかったという。
 
 裁判資料によると、54歳の男は午前8時30分ごろにデビットカード2枚を盗んだ疑いがあり、59歳の男は約30分後に別の乗客のクレジットカード1枚を盗んだ疑いがある。2人が共謀していたかどうかは明らかになっていない。
 
 航空機内での窃盗罪が成立した場合、最長3年の禁錮、罰金、またはその両方が科される可能性がある。
 
 警察は、航空機内での窃盗行為を容認せず、違反者の摘発を徹底する方針を示している。
 
 また、乗客に対し、現金や貴重品を座席上部の収納棚に入れず、常に身近に保管するよう呼びかけた。他人の手荷物を開けたり、中身を探ったりする不審な行動を目撃した場合は、直ちに客室乗務員に知らせるよう求めている。
 
 航空機内での窃盗は、被害者が到着後まで気付かない場合もあるため、特に長時間のフライトや機内で休息する際には、貴重品の管理に注意が必要である。

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